Lad os gå til Danmark!

デンマーク、スカルス手芸学校に手芸留学へ!

Lad os gå til Danmark!

2018年8月からデンマークのスカルス手芸学校に留学へ!
留学準備や留学中の生活の記録です。

スカルスでの授業【2】織り(ウィービング)

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スカルス手芸学校留学回想録。

今回は「織り(weaving)」の授業について。

私は織りの授業がスカルスの授業の中で一番大好きだった!準備はものすごく大変だし、1つのものを織り上げるのにも時間はかかるけれでも、できあがったときの満足感が半端ない。

そしてweavingの先生だったAnne-Metteのことも大好き。困った時はいつも助けてくれて、親身になって相談に乗ってくれる。質問したくて先生の名前を呼んだ時に、嬉しそうに振り向いてくれる時の笑顔が今でも忘れられない。

織りの授業ではストール2枚と、ワンピースを作るための布地を3m分、そしてお土産用のランチョンマットを4枚織った。

 

織りはまず、どんなデザインにするかを考えることから始める。織り方にも本当にたくさんの種類があるけど、最初は簡単な平織りからスタート。1m以上のものを織ることが最初の課題だった。ちょうど秋が深まってきていた時期なので私はストールを織ることに。

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デザインのスケッチ。これはランチョンマット

模様やサイズを考えたら、それに沿って何色の糸がどれくらい必要なのかを縦糸、横糸それぞれ計算する。これがめちゃくちゃ大変…!!計算をミスして織りたい長さが折れずに何度も失敗した。笑

 

計算したら整経台(日本語の正式名称には自信がない…)を使って、縦糸を必要な本数、同じ長さにするための作業をする。

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これを使って縦糸の長さを必要な本数数えながら巻き取っていく

これが済んだらいよいよ織り機へ。縦糸を張る作業に。でもこれがまた本当に大変!糸1本1本をコームに通したり、綜絖(そうこう)に通したり、筬(おさ)に通したりと本当に時間がかかる。必要な縦糸の本数にもよるけど、縦糸を張るまでにいつも2〜3日はかかった。

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縦糸を張る最初の段階。コーム通し。

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細い穴の中に糸を1本1本通していく

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必要な縦糸が多ければ多いほど時間がものすごくかかる。いつもここで絶望する。

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次に待ち受けるは筬通し

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綜絖に通し終えたら今度は筬(手前のクシのようなもの)に糸を通す。ここまでくると希望が見える

筬に通す段階まで終わったら後少しの工程を経て織りの作業開始!

織っている時は本当に無心で、ひたすらシャトルを右から左へ動かして、トントンして、足を踏み替えて…の繰り返し。 

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シャトルの糸(横糸)の色を変えることでさらにいろんなデザインが作れる

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模様が少しずつでき上がっていくのは本当に面白い!

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ワッフルの織り方でランチョンマットを

一度織りだしたら途中で止められないから(やめてもいいけど縦糸がたくさんあまってとってももったいない)、次の週に別のクラスがウィービングルームを使う時や、コース終了間際は、朝も夜も昼休みもひたすら織っていた。

(織りのタイムラプス動画、友達が撮っていて楽しそうだったので私も便乗…!)

 

特にコース終了間際の12月後半は、みんな何かに取り憑かれたかのように織って織って織りまくる毎日だった。

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完成したストール!お気に入り。学校でも日本でも毎日愛用していた

私は長時間織りすぎて座骨神経痛になったりも…笑

だけど織りは本当に楽しくて、大きな織り機が欲しいなぁと今でも思う。

(小さくてもいいから日本に帰っても織りを続けようと心に誓っていたはずなのに、あの縦糸準備の大変さから重たい腰がなかなか上がらずに今日に至る…)

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weaving roomからの朝焼け。起きたら朝食より前に真っ先に教室に行くときも。

ウィービングルームの窓から見える青々とした芝生と青い空が本当に好きで、心の中にはいつも松山千春の「果てしない〜大空と〜」が流れていた。(そしてよく実際に曲をかけて歌いながら織ってた。みんな、ごめん。)

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窓から見える大好きな景色

織りの世界は本当に奥が深くて、いろんな模様やパターンが作れる。ストールやランチョンマット、ブランケットやソーイングのための布地など作れるものも本当に様々。

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weaving roomにかけてある先生がつくった見本たち

いつかまたスカルスに戻って1週間コースでも良いから織りを学びたい!!実現させられるように、日本で今できることをしっかりやっておこう。

スカルスでの授業【1】ソーイング<スカート編>

 

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スカルス手芸学校回想記。

ただいまスカルスで過ごした幸せな生活を、自由な感じのZINEとしてまとめようかと計画中…

一応グラフィックデザイナーだし、もっとデザインを勉強したからその一環としてもZINEにまとめるのは楽しそうではないかと!

 

更新が滞っていたこのブログ。

その理由はスカルスでの日々が幸せすぎたからというもの。笑

日本でもとの生活に戻り、毎日何かと戦っている今、スカルスでの幸せで温かな日々を思い出すのが逆に辛いという状況になっていたのです。

 

でもやっぱりブログとして記録を残しておきたい!

今回はスカルス手芸学校で私が受けたソーイングの授業について。

 

私がスカルスにいたのは2018年の秋ターム。授業はソーイングに始まりソーイングに終わる。という感じだった。

ターム中、一番多かったのがソーイングの授業。私はソーイングルームが大好きだった。(授業も楽しかったけど、そもそも教室が好き。笑)

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窓から見えるこの風景が大好きだった

机も広くて、工業用ミシン、ロックミシン、そして布や糸まで全部そろってる。それに窓から見える風景まで素敵。本当に夢のような空間だった。

部屋が少し狭めだったから荷物をソーイングルームの定位置の机に置いて、第2の自室のように使ってた。笑

 

ソーイングの授業で最初に作ったのはスカート。

まずは全身のサイズを測って、そのサイズに沿ったそれぞれの「グランドパターン」と呼ばれるタイトスカートをパターンからおこしていく。そしてそのグランドパターンをもとに、各々が作りたい形のスカートをデザインして、展開してパターンを作って縫うという流れで進められた。

日本みたいに正解の課題があって「はい、これを作りましょう」ではなくて、「スカート」と言ってもどんなスカートにするのかは完全に個人の自由。

プリーツスカートでもロングでもミニでも巻きスカートでもなんでもいい。作りたいものを作る。この思想はソーイングの授業に限ったものではなく、スカルスの授業全てに共通することだった。

 

私は悩みに悩んだ結果プリーツスカートを作ってみることに。

留学前は簡単なギャザースカートくらいしか作ったことがなくて、プリーツスカートをパターンにおこすなんてちんぷんかんぷんだった。

Hanne(先生)が参考になるデンマーク語の本を渡してくれて、それを見ながらなんとか考えてみるけど頭の中は"?"だらけ。先生に質問するけど英語でどう聞いたらいいのかもわからない。そして先生もそこまで英語が得意なほうではないようでやはり"?"だらけ。

似たようなスカートを作るクラスメイトにどうやるか聞いてみようとするけど、ここでも語学力が全く足りない。

最初のソーイングの授業はコミュニケーションの取り方の授業だと思ったくらい、先生ともクラスメイトともうまくコミュニケーションが取れなくて悩んだ授業でもあった。

 

悪戦苦闘しながらなんとかプリーツスカートのパターンが完成。

次はそのパターンを「スタウト」と呼ばれる仮縫い用の生地(日本で言うところのシーチング)で実際にスカートとして縫ってみる。

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スタウトで縫った仮縫いのスカートとパターン

仮縫いしたスカートを試着してみて、大きいところを詰めたり、小さいところを出したり、そして、その修正点をパターンに反映させて修正して、スタウトも縫い直して…の繰り返し。

パターンをおこしてちゃんとした仮縫いが完成するまでにはまるまる1週間かかった。

ソーイングってこんなに大変な作業なのに、世間の洋服があんなに安いことが本当に信じられなくて、洋服を買うときは心からトキメクものだけを買って大切に着よう、と密かに心に誓ったのだった。

 

本縫い用のテキスタイルはソーイングルームの中に20〜30種類くらい置いてあって、そこから買うこともできる。(でも日本に比べて生地の値段はとっても高い!1m 1500円くらいが平均的な値段だった。)

私は今回、無料で使えるハギレコーナーに可愛くて大きな布があったのでそれを使うことに。そしてなんとか完成…!

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柄物大好きな私。かわいいテキスタイルが見つかって本当に大満足!プリーツは無理やり辻褄合わせた感が強いけど。笑

 

日本に帰ってきて痛感することは、スカルスでの日々は、本当に毎日お互いに褒め合う素敵な日々だったということ。誰かが作ったものを「それ素敵!」「かわいいね!」「私もつくってみたい!」と必ず毎日誰かを褒めていたし、私も毎日褒められていた。無理やりそうやってるんじゃなくて自然と褒めたくなるような優しい空気感。このスカートを作った時もクラスメイトの全員が嬉しい言葉をかけてくれた。

日本にいると言語が全部理解できてしまって聞きたくない言葉も耳の中に入ってきてしまうから、という理由もあるのだと思うけど、「その洋服素敵だね!」「かわいいね」なんて毎日言われないし私も言わない。

だからこそ心が少しずつささくれ立ってイライラが募ってしまうのかも。と思ったり。

誰かが言ってくれなくても一人でデンマーク文化を日本でも続けていきたいなぁと思うのでした。その方がきっと幸せに暮らせる。(話がそれたけど。)

 

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みんな黙々とそれぞれの作業に没頭中

ソーイングの授業は基本的な技術をゼロから丁寧におしえてくれる、という感じではなく、自分が作りたいもののつくり方を先生に聞いて全体的な手順や流れを教えてもらうというかたちがメイン。

もちろん先生に聞けばファスナーのつけ方やボタンホールの作り方、裾の処理とかの基本的なことも教えてはくれるけど、それよりも、より体にフィットさせるためにはどうするかや、作るための大きな流れやポイントを教えてもらうというイメージの方が近い。

先生1人に対して生徒が12人くらいいて、全員バラバラのものをつくるから、なかなか先生に聞く順番も回ってこない。だからこそ、まずは大きな流れを先生に聞いて作り方の手順やポイントを押さえた上で、先生が回ってくる順番を待つ間に基本的な技術でわからないところは本を見ながら実践する、それでもわからないところは先生に聞く。私はこんな感じで進めていた。ソーイング経験がゼロだと難しいことも多いのではないかと感じたのも事実。

フォルケにおいて「先生」は、あくまでも生徒の「サポート」をしてくれる存在だから、日本の学校のようにまるまる全部を先生に頼りきってしまうとうまくいかないのではないかなぁと思った。

 

ソーイングの授業はこのあとも数回に分けてたびたびあったのでした。結局私はソーイングの授業でスカート1着、ズボン1着、ブルゾン1着、ワンピース1着の計4着をつくりました。

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お気に入りのブルゾン!裾のつけ方間違ったけど!

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ブルゾンの前身頃は布をキルティングさせることからスタート。キルティング、めちゃくちゃ楽しかった。

 

ワンピースは布を織りの授業で作って、ソーイングの授業でワンピースに仕立てるという大作にチャレンジ!大変だった!これは別の記事にて。

デンマーク手芸留学までの道のり【4】ビザの申請&受理

 

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留学先であるスカルス手芸学校に申し込みをしてから実際に留学するまで約1年半ほどの期間がありました。

かなり久々の更新になってしまったパート4はビザの申請〜ビザがおりるまでの話です。

 

デンマーク手芸留学までの道のり】

 1.申し込み(1年7ヶ月前)

 2.デンマーク語の勉強開始!(1年3ヶ月前)

 3.入学許可書が届く&学費の振込(11〜7ヶ月前)

 4.ビザの申請&受理(5ヶ月前)←今ココ!

 5.航空券確保(5ヶ月前)

 6.前泊用の宿確保(2ヶ月前)

 7.留学用品の買い出し(1ヶ月前)

 8.いざデンマーク!学校までたどり着く

 9.授業開始!

 

留学5ヶ月前にビザ関連の連絡が学校からきた!

学費を振り込んで数ヶ月学校からの音沙汰がなかったので、果たして学費が振り込まれているのか、私は本当に入学できるのかとても不安でしたが、留学5ヶ月前になってビザ関連の連絡が学校からきました。

 

ビザ関連の連絡をもらったメールに太字で

"Remenber, it is very important that you can speak and communicate in English or Danish when you start at the school"

と大きく書いてあったので、英語もデンマーク語もわからず学校に来る留学生が多くて学校が困っているのかも・・・と心配になった記憶があります。

留学スタートが2018年8月だったのですが、ビザ申請を行ったのは2018年3月のはなしです。

 

ST1ビザの取得は2段階+もう1段階がある!

デンマークに留学する際、3ヶ月以内であれば観光ビザで滞在できますが、それ以上になるとビザの取得が必要です。

私はST1と呼ばれる学生ビザを取る必要があったのですが、2018年時点でST1を申請するには「学校側が申請するパート(Part1)」「学生側が申請するパート(Part2)」の2つの段階がありました。

それの2つの段階に加えて、実際にデンマーク大使館に赴いて指紋や顔写真を撮らなければなりませんでした。

Part1がなければ、学生側が記入するPart2の記入ができないため、学校側からの連絡をずっと待たなければならなかったわけです。

Part1の記入が終わったら学校側からメールで連絡があり、Part1で記入された内容の書類も一緒に添付して送られてきました。

またメールに記載されていた"Go directly to part 2"という文字のリンク先に行くと、私が埋めなければならないPart2のページに行けるようになっていました。

全て英語でかかれていたので、デンマーク語がわからなくても記入や申請ができます。

 

Part2を記入して14日以内に大使館にGO!

part2を記入すると14日以内にデンマーク大使館に赴かなければなりません。

デンマーク大使館に行くには予約が必要であったため、デンマーク大使館のホームページにかかれていたメールアドレス宛に学生ビザの申請である旨を書き、予約をとりました。

大使館からの返信には日時や時間が指定されていたので、その日時に行きましたが、仕事などがあれば希望する日にちや時間をあらかじめ伝えていた方が良いかも、と思います。

大使館からの返信には

  • 必要書類
  • カラーパスポート用の顔写真

を持ってくるようにと書かれていました。

 

必要書類としてはパスポート、学校側からの入学許可書類や、part1が記入された書類、そしてpart2を記入した最後に「パスポートのカラーコピー全ページ分と、この書類をプリントアウトして提出してください」のようなものがあったような、なかったような…すみません…記憶があやふやです。

 が、とりあえず心配だったので色々な書類を持って行きました。

 私はこの段階(2018年3月)では東京住みでしたが、4月から実家がある九州に引っ越す予定でした。学校からビザの連絡が来たのが3/12、大使館の予約が取れたのが3/30だったので、引越しに間に合うかかなりヒヤヒヤでした…

 

持って行った書類、ほとんど必要なかった…

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代官山にあるデンマーク大使館。代官山TSUTAYAのすぐ近く

いざ!デンマーク大使館へ!

入り口のインターホンを鳴らし、非常に重厚な鉄の扉を開けようとしたのですが、開かず、再度インターホンを鳴らすと「開いてますよ」とのこと。

扉が重厚すぎて私の握力ではなかなか開けられませんでした。笑

中に入ると面会室のようなところがあり、職員の方とは厚いガラス越しにマイクを通して会話します。なんか緊張感がとてもありました…

持って行った書類は、窓ガラスの下にポストの投函口くらいの穴があり、そこにトレーが置いてあったのでそこに入れて受け渡しをしました。

 

メールに記載のあった証明写真や、part2を記入後に言われていたパスポートの全ページのコピーなどを持って行ったのですが、パスポート本体だけを受け渡し口から受け取られ、他の書類は「あなたはWebで申請しているから大丈夫です」とのことで全て返還されました…!せっかく写真撮ったのに!

封筒に名前を書き(ビザの書類がその封筒で送られてくる)、しばらく待った後、顔写真と指紋を採って終了!パスポートも確認後返してもらいました。全部で20分ほどだったかと思います。

大使館に行く時に必要な書類については、同じクラスメイトの日本人の子たちの中でも違っていて、逆に書類が足りなくて送付しなおさなければならない子もいたりしたので、必要そうなものはとりあえず全部持ってい行くことをオススメします!

 

2週間ほどでビザが下りた!!

ビザの申請をしてからビザがおりるまでには時間がかかる、というようなブログを見たことがあり3ヶ月かかったなどの声もあったので心配していましたが、私の場合は2週間かからずにビザがおりました。

大使館で記入した封筒に"Residence permit"と書かれた書類が入った手紙が届き、これで4ヶ月間デンマークにいられることが確定したのです!!

ビザが下りるまでの期間も本当に人によってまちまちのようなので、できるだけ早めに申請してたほうが良いのではないかと個人的には思います。

 

入国した後にresidence cardの申請を!

日本人は入国時には何か特別なビザを見せたりする必要はないようで、私は封筒で送られてきた"Residence permit"の書類を見せて入国しました。

その書類には併せて、「入国時にはビザは必要ないけど、デンマーク国内に入ってからresidence cardを申請してください」と書かれていました。

そのため、学校が始まってからresidence cardを申請するために、役所までいかなければなりませんでした。(そのことについてはまた詳しく。)

 

そして、入国者を記録するために撮られたとばかり思っていた大使館での写真。実はresidence cardに使われていたのです…!!!全然意識していなかったので怒ったような顔のひどい写真でした。笑

 

帰国しました!

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本当は帰国したのは随分と前で、

クリスマスの日の夜に日本に帰ってきていました。

 

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クリスマスイブのコペンハーゲン空港。人が全然いない。

留学中にもっとこまめにブログを更新するつもりだったのに、結局3回しかできず…

学校が終わってからもずっと、記憶が新しいうちにブログを書こう、ブログを書こうと思っていたのだけど、最終日のエキシビションに向けての準備や、日本に帰るための準備があまりにもバタバタで寝不足の日が続いてしまい、学校が終わった後は気力が起きず…

そして一番大きいのは、スカルスに留学することがここ数年の中で一番のやりたいことだったから、それをやりおえてしまって燃え尽き症候群のようになってしまっていたから。

何をやるにしてもやる気が起きなくて、仕事はもちろん、手芸さえやる気にならなかった今日この頃。

そしてスカルスのことを思い出すとどうしてもまた学校に戻りたくなってしまうから気持ちが落ち着くまでは書けないなぁというのもあり…。

 

日本に帰ってきて今週月曜日から多くの人と同じく私も仕事初めで、留学前と何も変わらない毎日を送っております。

手芸とは関係のない毎日。変わらない日常。

でも、部屋に置いてある毛糸玉や裁縫道具、そして自分が作ったものたちがふと目に入るだけで、あの幸せだったスカルスでの毎日が思い起こされて、ほんのり幸せな気持ちになる。

それだけは留学前と大きく違うところ。

 

 

スカルスでの毎日は本当に幸せでした。

美しいデンマークの自然、かわいらしいスカルスの校舎、愛に溢れた素敵な先生方、楽しくて大好きなクラスメイトたち。

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フィヨルドで見た夕日。美しすぎて言葉を失った。

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大好きなウィービングルーム

うまくいかないこともたくさんあった。悩んだこともたくさんあった。言葉のこと、人間関係、これからのこと。

でもそのたびに相談にのってくれて優しく受け入れてくれる大切な仲間にも、ここで出会えた。

 

4か月という短い期間ではあったけど、スカルスで過ごした時間は私にとって一生あたたかい気持ちにさせてくれる記憶であり続けると思う。

 

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本当はまだまだ学校にいたかったなぁ。

実際にスカルスでの滞在を延ばしている子もいるし、本当にうらやましい…!

 

今があまりにも留学前と変わらない生活すぎるから、スカルスでのことがなんだか夢のよう。笑

 

もうちょっと心が落ち着いたら、学校でのことや留学準備のことなども書きます!

もしもスカルスに興味がある方、デンマーク留学に興味のある方がいたら気軽に質問してください!わかる範囲でお答えできたらと思っています。

<スカルス手芸学校日記>あっという間に残り1か月半!

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気がつけばスカルスに来てあっという間に2か月半が過ぎてしまっていた!

 

ここに来て学んだことは本当にたくさん。平日の授業だけではなくて、土日にもワークショップがあったり、平日の夜にも週に1〜2回小さなワークショップが開かれたりで、常に何か新しいことを学んでいる状態。

(平日の夜のワークショップは最近少なくなってきたけど。たぶん平日の授業で作り終えていないものがたくさんあるから自由に作る時間を与えてくれているのだと思う。)

 

この2か月半であった授業は、平日の授業が

 ・ソーイング(合計で3週間くらい)

 ・刺繍(合計で3週間くらい)

 ・織り(合計で2週間くらい)

 ・プリントテキスタイル(4回)

 ・テキスタイルオブジェクト(2回)

 ・棒針編み(4回くらい)

 ・かぎ針編み(2回)

 ・機械編み(3回)

 ・フレームウィービング(2回)

 ・レザークラフト(4回)

レザークラフトのクラスはビーズ刺繍&ヘデボ刺繍との選択制だった)

 

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土日のワークショップは、科目によって1日だけだったり2日ともだったり。お昼までだったり夜までだったり。任意で取れるので、私は興味があるものだけ出席してる。

 ・かぎ針での手袋作り

 ・テキスタイル作り

 ・レザークラフト

 ・リデザイン(洋服のリメイク)

 ・エスカ(箱作り)

 ・レース編み

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平日夜のワークショップであったのは、

 ・ポーチ作り(屋外広告ポスターの布?やテントの布を使ったリメイク)

 ・レザーのペンケース作り

 ・カードウィービング

 ・ピンクッション作り

 ・ボタンのブレスレット作り  などなど

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ワークショップではなくても、ほとんど毎週月曜日の夜は歌のクラスがあり、月に2回くらい火曜の夜にヨガのクラスがあったり、毎週木曜日はドローイングのクラスがあったりと、全部の授業を取ろうとすると結構忙しい。

 

これだけたくさんの授業があっているので、当然作りかけのものもどんどん溜まってきてしまい、むしろちゃんと作り終えれたものの方が少ないんじゃないかと思ってしまうくらい・・・

 

最初は刺繍が好きだからこの学校を選んだけど、色々勉強してみて今は「織り」が一番好きになってしまった!

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織りの授業で作ったストール。毎日愛用中!

 

今は織りで布地を作って、それをソーイングのクラスでワンピースにしようと奮闘中。本当は1回115cm×250cmの布を必死に(時間に追われながら本当に必死に。笑)織り終えて、いざ作ろう!としたのだけど、思っていたよりも生地が足りず・・・

今日は日曜日だけど織りの先生が2時間学校に来てくれるそうなので、これからまた追加で同じ布地を作ってきます!

 

あと1か月くらいしかないのが本当に信じられない。最初の1週間はものすごくゆっくりだったのに、それから今までの時間があっと言う間すぎる!まだまだここにいたい。

7週間コースで来ていたデンマーク人の私のルームメイトや、ノルウェー人の女の子も帰ってしまい、さらにそのあと来ていた1か月コースのマダム達も金曜日までで帰ってしまい。みんなのことがなんだか恋しい今日この頃。

夏は21時くらいまで太陽が見えていて、天気も良くて雨が降ってもすぐ晴れて、天国のようだと思っていたけど、今では日が昇るのは8時すぎ、16時には沈んでしまうし、ほとんど曇りの日ばっかりで憂鬱になる日もある。

 

でもあと1か月半しかないからこそ、今まで以上にここでの生活を大切にして毎日過ごしていきたいなぁ。来週はコペンハーゲンへ1泊2日の修学旅行!楽しみだ!

<スカルス手芸学校日記>学校のご飯はとってもおいしい

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スカルス手芸学校に来てから早5週間。あっという間すぎる!

学校で毎日ありがたいなぁと思うことはとにかくご飯がおいしいこと!

 

スカルスに来てからたぶん痩せた気がする。(体重計ってないからわからないけど、少しスッキリした気がする。)

それはご飯があまり食べれないからとかではなくて、日本で肉中心、麺類中心、ジャンクフード大好きな生活をしていたところから一変、サラダ中心の食事に変わったからだと思う。学校の食事は本当にヘルシー。

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毎日ご飯を食べる食堂のような部屋

スカルスのキッチンはオーガニック認定(?)を受けているらしくて、オーガニックの野菜がふんだんに使用されている食事がほとんど。

 

朝ごはんはパンとシリアルとヨーグルト、そして牛乳やオレンジジュース。

ヨーグルトは日本のように固形のものではなくて、ちょっと液体っぽい感じのヨーグルト。それにシリアルと混ぜたりジャムやハチミツをかけたり。

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朝ごはんのヨーグルト



お昼ご飯が一番豪華で、具沢山のサラダが数種類とお肉や魚が出ることが多い。ご飯はビュッフェ形式なので自分が好きなものはたくさん食べれるし、苦手なものは少なめにすることができる。

それにアレルギーがある人は事前に伝えておけばその人専用の食事も用意してくれる。(クラスメイトにビーガンの子がいるけど、毎食ビーガン用のおいしそうな食事も用意してくれていて、キッチンの人たち本当にすごいなぁと毎日思う。)

 

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ある日の昼ごはん



夜ご飯はサラダとニシンのマリネやサーモン、ゆで卵に数種類のチーズなどちょっと軽め。

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これもお昼ご飯だけど、夜ご飯も似たような感じ



たまにお昼に出るマッシュルームスープがめちゃくちゃおいしくて何度もおかわりしてしまったことも。ピラフやカレーが出ることもあるし、ごはんもたまに食べられるからなおのこと嬉しい。

 

土日のご飯は毎週水曜日のお昼にキッチンミーティングがあって、そこでどうするのかキッチンの人と話して決める。

でも基本的には「冷蔵庫の中にあるものなんでも使っていいよ!」という感じなので、自分たちでサラダを作ったり残り物の料理をアレンジしたり。

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ある土日のお昼。残りものをアレンジしてリゾットを作ってみた!

 

 キッチンミーティングで料理をリクエストすれば、キッチンの方が作り置きしてくださったり、自分たちがつくりたいものの食材を準備してくださったり。

でも土日どっちもワークショップがある日もあるので、そんな時はご飯の準備が平日よりもちょっと大変だったりするけど、食材を自分たちで買いに行く必要はないから本当にありがたい!

 

だけど、やっぱり食生活の変化は体にとっては大変なようで。日本での肉中心の生活から急にサラダ中心になったので、繊維質が多くてお腹がぱんぱんになってしまったのと、日本の食事に比べて塩分が多いので胃が荒れてしったらしく、ビオフェルミンと胃薬が一時期手放せなかった。笑

ストレスもあると思うけど。

 

胃腸に少しでも心配がある人は、大量のビオフェルミンを持ってくることをお勧めします…! 

<スカルス手芸学校日記> 2018.9.1

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スカルス手芸学校に来てから1週間。

出発当日に予定していた飛行機に乗れないという過去最大のハプニングに見舞われ、出発当日に留学をキャンセルしようか本気で迷っていたけど、無事にたどり着けて、そしてここでの生活をちゃんとスタートさせることができて本当に良かった。

まだたったの1週間だけど、好きな手芸に思いっきり打ち込めて、おいしいご飯が食べられて、素敵な仲間に囲まれたこの生活は、本当に幸せで心が満たされる。

晴れた日にはフィヨルドにお散歩に行ったり、外に出て編み物を楽しんだり。

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夜の自由時間には寝る直前までみんなでおしゃべりしながら編み物したり。

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でも言語の壁にぶち当たって、授業の内容がうまく理解できなかったり、質問できなかったり、クラスメイトと上手に話せないことがとてももどかしい。先生もクラスメイトもみんな優しくてデンマーク語ではなく英語で話してくれているので余計に。

これは完全に自分の準備不足だった、反省。

 

だけどそれ以上にここでの生活はとても楽しくて。今日は土曜日で授業はお休みだけどかぎ針編みで手袋をつくるワークショップがあった。

かぎ針編みなんて小さい時に鎖編みくらいしかしたことがないスーパー初心者だったけど、先生が丁寧に教えてくれてサポートしてくれてなんとか片手が完成!

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ここでつくるものは、もちろんある程度の型はあるけど、あくまで「自分にあったもの」「自分がつくりたいもの」。

何か「正解」があってそれをめがけて何かを作るのではなくて、「自分」を軸にものづくりをできるのがすごく嬉しいし楽しい。

今日のかぎ針編みのワークショップも何度もフィッテングをしながら自分の手の形や大きさ、指の長さにぴったりのサイズのものを作れたし、今ソーイングの授業で作っているスカートも、自分のサイズを測ってそれに沿って自分だけのサイズのスカートを好きなデザインで自由に作れる。

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これがデンマークのフォルケホイスコーレの特徴なのかもしれないけど、正解なんて求められてなくて、一人一人違ったものを、一人一人の個性をお互いに「いいね!」って認め合える環境がとてもいいなぁとつくづく思う。とっても素敵。

残りの生活も1日1日を大切に過ごしていきたいなー。