Viborg(ビボー)の手芸屋さん
前の更新からだいぶ時間が経ってしまいました…!
2018年の秋タームに留学していたスカルス手芸学校から帰ってきて1年以上が経ってしまいましたが、あの幸せな時間を忘れないように、自分への備忘録の意味も込めて更新しようと思います。
私が留学していたスカルス手芸学校がある「Skals(スカルス)」という街は本当に小さな街です。といってもスーパーや銀行、セカンドハンドショップ(リサイクルショップ)などがある街だったので、不自由なく生活はしていたのですが、手芸用品などを買いにたびたび「Viborg(ビボー)」という近くの街まで行っていました。
今日はそんなViborgについて。
スカルス手芸学校のあるスカルスからビボーまではだいたいバスで20分くらい。でも、バスの本数がとても少ないので学校に貼ってあるバスの時刻表を毎回確認していっていました。(日曜日は特に少ない…!)
Viborgはコペンハーゲンから出ているバスや電車の終点の場所(スカルス行きのバスへの乗り換え場所)でもあるし、Skalsに滞在する際に住民登録?のようなものを行う地方中枢都市のような場所です。
なので、スカルス留学中にもたびたびViborgを訪れていました。
スカルスより少し大きな街であるビボーには手芸屋がいくつかあります。その中でも私が行ったことがあるのが、生地屋さんと毛糸屋さんです。
生地屋さん…FJØLNER
スカルス→ビボーのバス停から徒歩約10分ほどの場所にある生地屋さん。店内はそこまで広くはないですが、2階まで生地や手芸用品がいろいろとあります。学校でも生地はある程度買うことができますが、自分が欲しい生地が無いときなどにはこのお店に買いに行っていました。
私が特に好きだったのはヨーロッパならではのパターン生地。日本ではなかなか見かけないような可愛らしいパターンの生地やジャガード織りの生地、フェルト生地などがいろいろとありました。
1階はボタンやファスナーなどの手芸用品やスタンダードな無地などの生地。2階にフェルトや織り、ストレッチ素材やパターン柄の生地などがありました。
生地の値段は日本よりはやはり高いです。メーター1000円以上が多かったと思います。でも可愛い生地も多いし、スカルスの学生であれば学生証を見せることで1割程度の学割も受けられるので私は何度も買ってしまいました…!
毛糸屋さん…GARNSHOPPEN
GARNとはデンマーク語で「糸」という意味。SHOPPENは英語で"The Shop"なので毛糸屋さんという意味のお店だと思います。
こちらは生地やさんよりも少しだけ近くてバス停から約8分ほどの距離。店内は毛糸がいっぱいあって夢のような場所だなぁと思っていました。
いろいろな種類や色の毛糸があって、行くたびにどれにしようとめちゃくちゃ悩むほどの品揃えでした。学校でも毛糸は購入できますが、固めの毛糸が多かったので、私は課題であるセーターを編むために必要な毛糸はここで購入しました。このお店でもスカルスの学生証を見せると割引が受けられます。
毛糸屋さん…MATHILDE
道から半地下分ほど階段をくだったところにあるこのお店はGarnshoppenよりはかなり小さいのですが、編み物に詳しい友達曰く、質の良い毛糸が多いそうです。なのでお値段も少し高めの糸が多いと思います。
こちらのお店にもかなりたくさんの種類の毛糸がありました。その中でもアルパカやカシミヤなどの質の高い毛糸が多い印象でした。こちらのお店はデンマーク以外のクレジットカードが使えず(2018時点)、日本人のみんなは現金で支払わないといけませんでした。
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私が行った手芸屋さんは以上の3点ですが、その他にも日本にもお店があるSøstrene Grene(ソストレーネグレーネ)などの雑貨屋さんやレストラン、ショッピングモールなど、Viborgには本当にいろいろなお店がありました。
また、Viborgは歴史がとても古い街だそうで、授業の一環で街歩きなどもしました。大聖堂や歴史的な町並みの残る地域など、さまざまな箇所に連れて行っていただきました。
特に大聖堂はその大きさや、美しさにかなり感動しました。中に入るオルガニストの方が練習中だったようで、パイプオルガンの美しい音色も聞くとができました。
Skalsに留学されるみなさんは、ぜひ、Viborg散策も楽しんでみてくださいね!